老後の悩み

『なんでもため込んじゃうんですよね』

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 義母は認知症を発症してから大分経ちます。進行はそれほど速くはないですが、いろいろな症状がでています。まずは、食事をしても忘れてしまい、「なんにも食べさせてもらっていない」と言い続けています。でも、実際には3食を食べているので、「じゃ、もう少し食べますか?」といって食事を出しても、胃の中は一杯だったりするので、大して食べることはできません。でも、その後もすぐにそのような話になるので、小さめのおにぎりを何個か用意しておくようにしています。「これを食べて、ちょっと待っててね」という感じです。

記憶はいろいろ障害がでています。初期の頃は、「マンションを誰かが勝手に売った」とか「私の着物を誰かが持って行った」「シャネルのハンドバックはどうしたのだ?」というようなことでしたが、最近はそれはなくなってきました。私や義姉などが持って行ったと人に言って回るのも困りました。これがなくなったら、気分的には随分楽になりましたね。

最近の問題は、いろいろなものをため込んでしまうのです。それも、牛乳の紙パック、飴の包み紙、薬の包み紙などなど。タンスや棚の引き出しにこっそりと入ってます。薬の紙パック程度ならいいのですが、牛乳パックは途中でしまていたりすることもあるので油断ができません。毎日、引き出しを探していると、「なにかとろうとしている」と騒ぐことになりますしね。

毎日、お義母さんがトイレに行っているすきに、引き出しを端からあけて、見て回ることにしています。牛乳をあげた時は、飲み切るまでついていることにもしています。時間がかかるし面倒ですが、この時期、牛乳パックの残りの牛乳がそのまま引き出しにはいっていることを考えると、時間がかかっても結局はついていることが、トータルの時間としてはかからないと気が付きました。

どうして貯めるのか?と何回か聞きましたが、「息子が集めているので助けるために」といった模様。60間近の男性が飴紙を貯めるなんてなかなかないです。記憶が混濁しているんですね。せみの抜け殻を集めているはずだといって、私に集めてこいということもありますが、適当に流すようにしています。1時間もしないうちに忘れてしまいますし。

あまり深く考えても仕方ないし、もう認知症が治ることはないので、なんとかやり過ごすことをモットーにしています。義母は足が悪いので、徘徊の心配だけはないのが救いですね。もし、徘徊があったら、素人では手に負えません。これだけは救いですね。後は、たまにですが、にっこりと笑ってくれる時でしょうかね?

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